行政書士に依頼するメリット
許可申請取得からそれ以降の流れ
先のページでは許可が必要となるケースを紹介して参りました。
具体的にはキャバクラやスナック、メイドカフェやコンカフェ、ゲームセンターや雀荘などがいわゆる風適法の許可が必要となります。
ではこれからどうしてゆくのかを次に解説いたします。
許可申請前〜取得まで
店舗が営業が許可されない地域(用途地域の制限や店舗の近隣に学校や入院施設のある診療所や病院がある場合)であるのかの確認
依頼者(法人である場合にはその代表者及び役員)が欠格事項に該当するかどうかの確認
図面及び申請書類の作成
許可申請及び現地調査に向けた準備(提出した書面と現地との整合性)
飲食店営業許可など必要な許認可、またスタートアップに向けた事業計画の作成
許可取得後
許可証を紛失した場合の許可証再交付申請
営業所のリフォームや設備変更が伴った場合の変更申請
特例風俗営業者認定申請(公安委員会からの優良風俗事業者の認定で管理講習者の免除及び店舗改装などの設備更新が事後手続きで良くなるといったメリットがあります)
管理講習者申請
事業を営む上での戦略策定(人材のマネジメントや事業資金の確保や記帳代行を通じた資金繰りの把握)
従業員名簿の作成と備置(キャスト退店後も3年間は保存義務あり)
事業承継や事業閉鎖の場合
会社分割による事業承継に伴う分割承認申請
会社の合併による承継または個人事業主の場合の相続に伴う承継おける合併承認申請及び相続承認申請
廃業に伴う許可証返納
その他形態による事業者変更の場合の新規許可申請
このように新規での許可取得のみならず許可取得後においても考えなければならない点が数多くあります。
特に新規での許可取得に関しては膨大な書類の整理と作成、物件や許可対象者の要件適合性を見なければならないという点があり、大変です。
では、自分で申請する場合と行政書士に依頼する場合とで比較をしてみましょう!
許可申請を自分でやる場合と行政書士に依頼する場合のメリット・デメリット
自分で許可申請を実施する場合
メリット
行政書士の報酬分価格が安く抑えられる。
デメリット
書類作成に関してのノウハウが不足している中で時間がかかってしまう。
警察署・公安委員会との折衝にも時間が取られる。
書類作成のノウハウがないために再度の補正や修正などが相次いでしまう。
行政書士に依頼する場合
メリット
許認可の申請にかかる時間を短縮でき、経営に集中できる。
面倒くさい申請の煩わしさから開放される。
専業の行政書士によるスピーディな許可申請
デメリット
費用が自分で申請する場合よりも費用がかかってしまう。
以上が行政書士に依頼するメリット・デメリットとなります。
インターネットで検索をしていただけますと数多くの事務所がございますが当
事務所ならではの強みは次のようになります。
当事務所ならではのメリット
当事務所は補助金や資金調達などの面も主要業務としております。そのため許認可取得後の経営支援や資金調達などの支援も行えるのが強みです。
また、業種によっては補助金制度や政策金融公庫の資金調達などが困難な場合もありますがこのような場合でも人的資源のマネジメントや経営基盤の充実のためのアドバイスも対応できるのが当事務所の強みです。
ゲームセンターなどにおきましては当事務所では多くの中古機販売業者や同業者などを知っております。そのため、機械の融通などの斡旋もできますし、また経営改善に向けたコンサルティングや事業提携先や譲渡先などの斡旋も可能です。
以上が当事務所に依頼するメリットとなります。
では、次のページ実際の許可申請の流れを見てゆきましょう。
なお、岡山の場合におきましては許可証提出後おおよそ3週間〜1ヶ月程度で許可がおりますが補正や修正などがありましたら長くなる危険もございます。